阪急うめだ本店にて夏休みに実施する子どもカレッジ内のイベントの1つとして、学びと体験をテーマに、木育イベントを実施いたしました。
日時 2023年8月6日 11時~12時
場所 阪急うめだ本店 9階 祝祭広場
参加人数 40組の親子
阪急うめだ本店にて夏休みに実施する子どもカレッジ内のイベントの1つとして、学びと体験をテーマに、木育イベントを実施いたしました。
阪急うめだ本店では、毎年子どもカレッジの催しをする際、間伐材を活用したお箸づくりを実施されていました。違うアイテムも導入したいという思い、子どもの学びと体験の場になるような催しを検討されており、当社ブランドIKONIHの取り組み内容に共感をいただき、本イベントの実施に至りました。
当社のイベントは、地球温暖化と温暖化が引き起こす環境問題や森林と温暖化の深い関わりについて、アニメーション動画を視聴してもらいます。持続可能な社会をテーマに、「森林伐採は悪」の意識改革から、未来を担う子ども達が将来的に、生活に木を取り入れるということが選択肢に入り、最終的には木材の利用拡大に繋がることが目的です。
(環境イベントの詳細はこちら)
小中学生の夏休みの宿題である自由研究のきっかけとして活用してもらうこともできるため、予約開始から1時間以内に40人枠が埋まったと聞いています。
SDGsや森林問題(木を使うことの大切さ)、地球温暖化について、クイズを交えたアニメーション動画を見てもらい、その後実際に木に触れてもらう、ワークショップを実施しました。
開封後の檜の香りをかいでもらい、木の匂い、良い匂い、森林浴、リラックスできる香りと、香りについて発言してもらいました。お子様方の感性をとても感じられる場でした。
木をやすりで削って肌触りの変化を体験してもらったり、木目に沿って削る方が削りやすいことなどを知ってもらいました。削った後の触り心地がツルツル、サラサラと発言してくれたり、削ることで削り粉が出ること、削ることで丸みを帯びさせることができる事などを学んでもらいました。
ボンドとゴムハンマーでスツールを組み立てることができるキットを用意しています。それぞれ木目の違う自分だけのスツールの完成です。
40組の親子に参加してもらい、木を使っていくことが大切と学んでもらうことができ、親子でスツール作りをしたことで親子のコミュニケーションにも繋がったと思います。
「間伐」がテーマだったこともあり、間伐についてクイズを実施しました。
また、阪急うめだ本店で実施することもあり、地産地消を意識して大阪府の木材を活用してワークショップを実施しました。
また、9階フロアでは、子どもカレッジの展示物の中に日本の森林についてのクイズも展示させてもらいました。
お客様からも夏休みの自由研究に活用できるという声もいただき、お喜びいただきました。また開催者の株式会社阪急阪神百貨店様にも満足いく形で終えることが出来ました。
【丸紅木材から感想】
小学生の小~中学年ぐらいのお子様の参加が一番多く、ご両親や祖父母の方とのご参加をいただきました。
我々の一番のポイントである、やすりで木部を削り、削った前と後の感想を聞くと「ツルツルになった」「サラサラになった」「いい香りがする」「白い粉(木粉)がたくさん出た」等、1人1人から違う表現が出てくることに、お子様それぞれの感性を感じることが出来、いつも嬉しくなります。
ゴムハンマーとボンドを使って組み立てていくのですが、危険性はない中で、ゴムハンマーを一生懸命たたくお子様の姿は親御さまたちには感慨深い姿に映るようで、私が「シャッターチャンスですよ」とお声がけをすると、皆さまこぞってお写真を撮られている姿も印象的でした。
中には、鉢巻を巻いて組み立てているお子様もいらっしゃり、微笑ましいものでした。
ただ、木を活用したワークショップをするのではなく、その木を使う意義を1人でも多くのお子様や親御様にご理解いただき、さらに木を取り入れる生活を送っていただきたと願っております。
我々にできる普及啓発活動を今後も続けていきたいと思います。
IKONIHは国産檜を贅沢に使用した木のおもちゃ・家具ブランドです。
商業的に価値が無いとされ、使用されることが無い未利用材や、加工時において発生する端材を活用することで、国産木材を余すことなく使いきることが可能です。
日本の森林は、適切に伐採し活用、そして新たに苗を植えて育てるサイクルを回すことで、健康な森林を保つことができるだけでなく、地球温暖化対策にも貢献することができSDGsや脱炭素社会に適応した製品づくりをしています。
健康な森林と日本の豊かな資源を未来の子どもたちへ残したいと考え、私たちは活動しています。