小学5年生を対象に環境授業を実施しました。
林業について、地球温暖化との関係性、SDGsや脱炭素社会についてを学んでいただき、実際に木工体験を行いました。
コロナ禍において、自然学習に行けない中で林業の授業を実施することを課題に、ご依頼を頂きました。
日時 2022年2月10日
開催校 芦屋市立潮見小学校
対象学年 5年生
参加人数 103名
環境問題に対する森林機能の位置づけを伝え、木にふれる機会の創出を目的としています。
下記4点のポイントから、ご採用頂きました。
・生徒も飽きない動画と木工体験
・教育現場に取り入れやすい学習指導要領を考慮
・先生の負担を軽減でき森林ESDに繋がる
・森林と温暖化の繋がりで環境問題への興味
アニメーション動画の視聴を実施することで、飽きることなく座学を実施させていただきます。
実際に木に触れる木工体験を行います。檜の香りを感じてもらい、組み立てる前にやすりがけを行うため、木の形や触覚が変化する面白さを感じることができます。
振り返りの時間を設けることで学習したことについて考え、アウトプットする時間を作ります。
約97%のお子様が「理解できた」と回答、先生からは満足度・必要性ともに「100%」の回答を頂きました。
子どもたちからの回答
・木を伐る動画を見て、こんなに大変な作業をして家具や生活用品になることを知った
・林業も農業と同じで高齢化が進んでいる
・林業はこれからの日本を守っていくためになくてはならない職業
・次の世代のためにも、植林をすることが大事だと思った
・もっと若い人も林業に興味を持つべき
・木を伐ることは悪いことだと思っていたが、実は意味があって、悪いことではないと理解できた
・木からいろいろなものが作れることを知った
・動画を見ながらだったので、面白かった
先生たちからの回答
・学ぶ→作る 工程だったので、子どもたちも集中して取り組むことができました。
・スツールを1人1脚簡単に作れたので、生徒たちは楽しかったようです。教室へ戻った後も、檜の香りに癒されました。
・児童は、この日を迎えるまでをとても楽しみにしており、スツールを作り終えた後も「楽しかった!」と言っている子が多かったです。
IKONIHは国産檜を贅沢に使用した木のおもちゃ・家具ブランドです。
商業的に価値が無いとされ、使用されることが無い未利用材や、加工時において発生する端材を活用することで、国産木材を余すことなく使いきることが可能です。
日本の森林は、適切に伐採し活用、そして新たに苗を植えて育てるサイクルを回すことで、健康な森林を保つことができるだけでなく、地球温暖化対策にも貢献することができSDGsや脱炭素社会に適応した製品づくりをしています。
健康な森林と日本の豊かな資源を未来の子どもたちへ残したいと考え、私たちは活動しています。